職人型内容証明仕掛人の方法論 ! 第61号
[ 旧タイトル 内容証明郵便でブレイク! ]
平成20年11月12日発行
職人型内容証明仕掛人が一発解決を目差す合法的仕掛け作りのノウハウ。
今回の目次
□ メルマガのタイトルを変更致しました。
□ 職人型内容証明仕掛人とは
□ メルマガのタイトルを変更致しました。
メルマガ「内容証明郵便でブレイク!」の第1号を発行したのは平成15年7月18日です。
早いもので丸5年が経ちました。
第61号からタイトルを、「職人型内容証明仕掛人の方法論」に変更致しました。
この方がメルマガの内容により合致していると思ったからです。
5年で60号の発行ですから、平均すれば毎月1回の割合で発行したことになります。
メルマガをマーケティングの手段と考え、自分の本や商材、セミナー等を宣伝する為
の媒体と位置づけるメルマガが多い中、
私は法律関連情報の発信という只それ一点に拘って来ました。
もう少しやさしい内容にしたらと助言する人もいました。 しかし、私にはカリスマ行政
書士のようにセミナーを開いたり、面白いビデオを制作する能力はありません。
私の出来ることと言えば、内容証明に役立ちそうな情報を拾い集めてそれを誰でも分か
る言葉にして発信して行くことくらいです。
情報の収集といっても特別なことはしておらず、お客様からの相談が契機になって
自分で調べて行く内に自然に集まって来たものです。 調べる上でインターネットが
如何に強力なルーツになったことは云うまでもありません。
先のカリスマ行政書士というのは所謂情報商人型行政書士です。
情報商人型行政書士はマーネティングの手法を取り入れて行政書士のイメージを変え
た偉大な功労者です。 私も少なからず影響を受けています。
しかし、彼等はある意味で天才であり、簡単に真似られるものではないと思います。
私が目差している行政書士像は、職人型行政書士です。
職人型行政書士とは、得意な分野についての知識と実務処理能力なら誰にも負けない
というタイプの行政書士です。
私の尊敬するカリスマ行政書士のM先生も、「逆張りの発想も必要です。 逆に職人に
徹するという戦略もまた面白いと思います」と著書に書いておられます。
職人型行政書士の選択も一つの戦略と映るところが面白いのですが、
もしかしてM先生は職人型行政書士もこれまで希少だったと云いたかったかのようです。
これからも私は職人型行政書士を目差して法律関連情報に拘ったメルマガを発行して
参りますので、末永くご愛読の程宜しくお願い申し上げます。
□ 職人型内容証明仕掛人とは
職人型内容証明仕掛人という言葉は目新しいと思います。
内容証明業務を5年間やって来てつくづく内容証明を出すということは、
仕掛けることだと思います。
泣き寝入り寸前の事案が内容証明を出すことで解決したケースを何度も見ています。
改めて内容証明の威力を感じます。
内容証明郵便とは単なる手紙ではありません。
多くの善良な消費者を騙して来た悪徳業者でも1通の内容証明郵便で黙らせることが
出来ます。 弁護士が避けているような事案でも内容証明郵便で迅速に解決することが
あります。
実は内容証明に一発解決の効用があるのは、それなりの事情があります。
まず悪徳業者が消費者を提訴するなんてことはまずあり得ませんし、
悪徳でない普通のクレジット会社や販売会社も裁判沙汰にしたいとは普通考えません。
そんなことで今では消費者の方が断然強いのです。
つまり、契約の取消とかクーリングオフとか無効の主張などの明確な意思表示を、
消費者からされると余程根拠が曖昧でない限りは通ることが多いということです。
そんなことから内容証明郵便では法律や判例に基づきがっちり根拠を説明して
相手を諄々と説得する内容にすることが当然求められます。
逆にそれに徹した内容証明を書けば、それだけで解決の目途は高まるということです。
そおいう内容証明に徹する人を、私は職人型内容証明仕掛人と呼ぶのです。
これからも仕掛ける為の内容証明に関する情報をコツコツと発信して行きます。
ホームページトップの構成も更新致しましたので、ご覧下さい。
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