インターネット行政書士のフロンティア戦略  第148号   
                      平成31年4月19日発行 
           
民事法務のフロンティアに鉱脈を目差すインターネット行政書士のマインドと戦略。

                         今回の目次
                    □ 
脳を活性化する方法



  脳には使われず眠っている細胞が多くあり、脳は刺激を与えてやれば加齢に関係なく成長
する組織です。
 
  その一方で、同じ生活パターンを長く続けていると脳の働きがマンネリ化し、斬新なアイデア
を生み出し難くなって来るのも事実です。

  なぜそうなるのでしょうか。  それは脳に自分で使い方を省力化する働き、つまり、なるべく
使う細胞を少なくして効率よく同じ結果を出そうとする性質があるからです。

  同じ生活パターンを続けていると脳で使われる細胞は限定されたものとなりますが、脳にと
ってはその方が省エネになり楽なので、使っていない脳をますます使おうとせず、脳の使われ
方が限定した範囲に固定化されてしまうのです。

 
 このマンネリ化を打破するには、仕事の内容を変える(サラリーマンなら職種移動や部署異動)
のがいいとされます。

 これが困難な人には、脳内科医の加藤俊徳氏が以下のことを勧めています。

1 行きつけの喫茶店や居酒屋に行くのを止める。

2 新しい美容室に行き髪型や髪の色を変える。

3 好きな嗜好品を2週間我慢する。

4 コーヒーから紅茶に変えて見る。  紅茶専門店があるエリアを散策したり、茶器や紅茶に
  合うスイーツを探して見る。


  こおいうちょっとした刺激が、パターン化していた脳の働き方を壊し、これまで余り使っていな
かった脳細胞に負荷を掛け、それがやる気や創造力の源になるというのです。

  逆に、そんなことは云われるまでもなく、知らず知らずにやっているという人もいるでしょう。

  そおいう人は、マンネリ化が起こって来ると、使っていない脳細胞に負荷を掛ける神経回路に
自然にスイッチが入るようになっているのかもしれません。

  要するに、脳を活性化したいと思ったら、これまで経験して来なかったことをやり、脳に負荷
を掛けることが必要なのです。

  材料をスーパーで買って来て料理を自分で作るとか、自治会の仕事をするとか、車のタイヤ
やバッテリーをネットで注文するとか、こんなことでも今まで使っていなかった脳細胞が活性化
し始めます。

 そして、これまで余り知らなかった分野の本を読むことです。
読書は最も脳を使う行為であり、疲れが溜まって来たらウオーキングなどの有酸素運動を行う
ことです。

  ウォーキングは高齢者の認知症予防策にもなります。

  認知症の中核症状の一つに、実行機能(物事を整理して行動する能力)の障害があります。

  DASH食(塩分・糖分と肉類・乳製品を控え、野菜や果物を積極的に摂る)と週3回のウオーキ
ングなどの有酸素運動を半年行うことで、実行機能能力が9歳若返ったという研究報告があり
ます。


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