インターネット行政書士のフロンティア戦略  第161号   
                    令和3年4月2日発行
         
民事法務のフロンティアに鉱脈を目差すインターネット行政書士のマインドと戦略。

                      今回の目次
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 廃車手続きを全てやってくれる買取業者



  車を別な車に買換えるなら、ディーラーに今の車を下取りに出せばいいので、廃車手
続きなどを考える必要もありません。

  しかし、高齢者となり免許証を返納して車にもう乗らない場合とか、免許更新までまだ
少し残して先に車の寿命が来た(車検を通すには大金が掛かる修理が必要)という場合、
廃車が現実味を帯びて来ます。

  廃車しない限り、4月1日の所有者に対し自動車税(1年分を前払い)が掛かって来
ます。

  ですから、3月31日までに廃車すれば、自動車税の請求はストップします(勿論、4月以
降に廃車すれば日割で返金はあります)。

  また、車検直前に廃車すれば、重量税と自賠責保険料(2年毎の車検時に支払うこ
とに
なっている)の負担も不要になります 

 私は20年乗ったトヨタのチェイサーが車検に通らないというので(来年3月の更新時期に
返納の予定でした)、1年前倒しで廃車を決断したのですが、
日本車に乗って来てよかったと思う経験をしましたので以下に書きます。


 さて、廃車を自分でやろうとしたらこれだけ費用が掛かります。

1 解体業者の引取費用(レッカー車代等)    最大3万円程度
2 解体処理費用                  最大2万円程度
3 陸運支局で永久抹消登録申請        交通費  (申請書は無料配布)
  行政書士に申請代理を依頼する場合     報酬 1万円程度      
                       合計 最大6万円程度


  しかし、これらの費用を負担しなくてもいい有難い廃車の方法があったのです。
それは廃車買取業者に査定を依頼し、査定価格で買取って貰う方法です。

  車検が通らないような自動車でも、決して無価値ではないのです。
私の場合、2万円(これが最低価格のようである)で買取ってくれた上、上記の廃車
手続きは無料でやってくれました。


  では、業者は利益を何から出しているのでしょうか。

  車検が通らないような車でも修理して東南アジアやアフリカなどに輸出すれば、
製造から20年以上走行距離が10万キロ以上の車でも売れますし、部品もオシャカ
でない限り売り物になるのです。  
 
 つまり、それだけ日本車の評価が高いということです。

 また、修理も出来ない車ならスクラップにすれば鉄屑として売れます。

 業者には東南アジア系の人が多いようですが、販売のルートを持っているからな
のでしょう。

 
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