行政書士もぐもぐ......自分流情報発信 第１8号
平成１6年5月16日発行
今回の目次
□ 風薫る5月だけれど・・・
□ 行政書士とマーケティング
□ 風薫る5月だけれど・・・
ツツジが終わると、サツキ、シャクナゲ、とさまざまな花が咲き始めています。
まことに、5月とはいい季節です。
しかし、連休明けから新規の依頼がなく、どうしたことか・・・・・。
思えば、HPを開設し、メルマガを発刊したのが、昨年のちょうど今頃です。
依頼が来はじめたのは、吾HPが苦心惨憺の結果、
やっとグーグルで上位表示を達成した11月からのことです。
それから6ｹ月は結構忙しかったけど、依頼件数そのものはそれほどでもない。
3月くらいから右肩上がりを期待していたのに、ずっと横ばいなのです。
これはどうしたことか・・・・・・。
上位表示になることは絶対条件だけれど、インターネツトオンリーの営業では、
やっぱり限界があるのでしょう。
ということで、FAXDMとか、DMもやらねばと、考え始めています。
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連休中は、アマゾンで買ったマーケティングのノウハウ本を読んでいました。
この手の本に共通しているお話は、ゼロから出発したが、こうやってやっている内に、
気が付けば年商1千万円になっていましたというものです。
文章が中学生にも分るくらい平易で、しかも説明が細に渡り丁寧ですから、
読んでいると、自分も簡単にそうなるだろうという気にさせられてしまう。
これは、一種の酩酊のようなものではないかと、私は思います。
作者は真摯に書いているし、決して嘘を書いているわけではないのです。
しかし、誰でも真似すればそうなると錯覚するのは、やっぱり酔いだと思います。
第一、本を書いたり、セミナーを開くなんてことも、彼らからすれば、
なんでもないとしても、そう誰でも出来るものではないでしょう。
彼らは他人の気が付かなかったこと、他人のやっていなかったことを、
初めてやったから成功したのです。
やっぱり、初めにその新しいものを発見しなければ駄目なのです。
情報商人という言葉も、彼らが作ったものです。
情報商人というと、何か新しい感覚があります。
しかし、実際はインターネットでノウハウ物の本、ビデオ、CD、セミナーを
売っているだけで、インターネツトで販売しているのが新しいだけです。
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と言っては見ても、自分に欠けているものは、マーケティングである。
気が付いたら、彼らの真似をしていたということが、
半年後には起るかもしれません。
□ 行政書士とマーケティング
私は、相続を業務のメインにしようと思っています。
現に今、1件受注していますが、内容証明郵便の30件分に相当しますから、
緊張感が全然違います。
ただ、心配なのは、60歳以上のお客さんとどうコンタクトを取るかです。
インターネツトなんか全然見ていない客層です。
しかし、需要はあると思います。郵便貯金の解約にしても、
戸籍謄本の収集にしても、遺言執行にしても、事務は結構煩瑣です。
この層はお金持ちですから、一括委任出来る行政書士が近くにいると知れば、
依頼して来ないはずはないのです。
しかし、折角情報を発信していても、見るのは40代以下の若い人達です。
そのギャップを如何に解消するかは、緊急の課題です。
従来型のDMとかチラシをコツコツと配布するという地道な活動が、
やっぱりいるのだと気付いたこの頃です。
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